10月15日、党埼玉県委員長と党県議団は「2020年度埼玉県の施策並びに予算編成に対する重点要望・提案」を提出するとともに、「台風19号による被災者の支援と今後の対策についての緊急要望」を提出し懇談しました。
12日に上陸した台風19号はかつてない重大な被害を埼玉県にもたらしました。
荻原初男県委員長は、「なんとか助かった命が失われないよう、二次被害をださない対策が求められている。友人は川越市下小坂で水害にあったが、友人宅を転々としている。ふじみ野市では80歳を過ぎて一人暮らしの高齢者が、畳をかえるお金がないと言って、濡れた畳の上で寝ると言っていた」とあいさつ。
柳下団長は「いつもは来年度予算要望書を説明するのだが、今日は災害直後なので緊急要望をする。豚コレラも深刻」と話しました。
村岡県議は、秩父市旧大滝村が県道が不通になり孤立しているとして、早期復旧を求めました。
大野元裕知事は「台風により2人の方が犠牲となった。72時間以内なので、まずは人命救助に全力を挙げたい。災害救助法を台風上陸後すぐに、なるべく多数の自治体に適用できるよう掛け合った。激甚災害指定の話もある。ボランティア組織は立ち上がっている」と話しました。
秋山もえ県議は、上尾市平方地区では過去最大の被害がでたとして、連日避難所で活動していたと語りました。特にこの地域は荒川の堤防がない箇所であり、堤防整備と仮設住宅を要望しました。
守屋県議は、「豚コレラも本庄市で3件目の感染が確認され、埋設処分が行われている。一日も早いワクチン接種を」と要望しました。
知事はワクチンは広域での接種を要望しているとはなし「関東の蔓延は止める」語りました。
要望書は以下の通り
2020年度埼玉県の施策並びに予算編成に対する重点要望・提案