オスプレイ横田配備の中止を国に求めて 平和委が県要請 

米空軍CV22オスプレイ5機が4月5日に米軍横田基地に搬入されたことをうけ、埼玉県平和委員会は10日、オスプレイの横田基地への配備中止を国に求めるよう上田清司知事宛てに要請しました。県企画財政部の犬飼典久企画総務課長が応対し、党県議団の柳下礼子、村岡正嗣、金子正江、前原かづえの各県議も同席しました。

要請書では、MV22オスプレイが墜落、緊急着陸、部品落下などを頻発させ、、配備以来重大事故率が倍増していることを指摘。敵地侵入などの特殊作戦任務につくCV22が横田に配備されれば、人口密集する東京や埼玉の上空を飛行することが常態化することは明らかだとし、MV22よりも危険性が高いCV22の横田配備は、東京都民はもとより、埼玉県民を含めた周辺すべての市民の平和的生存権を脅かす者であり、断じて許されないと強調しています。


参加者からは、県民の不安の声やオスプレイの危険性の訴えが相次ぎ、県に配備中止を国に求めるとともに情報提供の強化などの要望が出されました。