2月22日、日本共産党の秋山文和県議は埼玉県立春日部特別支援学校を視察し、学校の関係者と懇 談しました。懇談には県の特別支援教育課主事も同席しました。
急激に増加する生徒数
春日部特別支援学校は1978年に開校された、知的障害のある児童生徒のための学校で、小学部、中学部、高等部があります。
近年、特別支援学校を希望する生徒・保護者が増加傾向にあり、同校も開校当初の生徒数は144名だったのが10年前は255名、2017年度は329名と急激に生徒数が増えています。現在、教員は138名で3割が臨時的任用です。
生徒の増加に県としても計画的に対応すべき
懇談で同校は「教育の質は下げないよう教員も頑張っているが、急激な生徒の増加に学校の施設・設備が対応できていない」として、周辺自治体における特別支援学校の増設を求めました。
さらに「大規模改修から12年が経過し、校内の設備も老朽化が目立つようになり、床もはがれている箇所もある。補修をお願いしたい」と語りました。
これに対し秋山県議は「特別支援学校の生徒数が急激に増加しているのは明らか、県としても増加に対応する必要がある。生徒数に対しての学校数や教室数の基準を設けるべき」と主事に要望しました。
教室数を増やすことに苦闘する現場
懇談後、秋山県議は校内を見学し、教室数を増やすためにパーティションで2つに分割したり、1つの教室を2つのクラスで共有する現状を見てまわりました。
生徒の身体機能の維持・向上のための日常運動を行う自立活動室は近々、教室(2つ分)に改装されるそうです。
その自立活動室の機能・設備はプレイルームに移設されます。プレイルームは生徒の遊びや学芸会などの様々な校内イベントを行っている部屋です。
案内してくれた同校関係者は「今まで生徒の活動に支障がでないように何とか工夫してきたが、さらに生徒数が増えたら設備の限界を超えてしまう」と語りました。
最後に校庭にある木材が腐り使用が出来なくなっている遊具や老朽化している運動器具を見学しました。