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2025.2.19
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2017年12月定例会で、自民・県民の賛成多数で「原発再稼働を求める意見書」が採択され、県内外に怒りの声が沸き起こりました。2か月ほどが経過しましたが、県内外からの県議会への抗議が日に日に広がっています。
党県議団も、2月9日に小林哲也議長宛てに申し入れを行い、議長が県内外からの声を貴職のもとにとどめることなく、正確に議会運営委員会の場で報告し、全県議の共通認識とすることを、強く求めました。
しかしながら、2月県議会開会日にあたる20日の議会運営委員会でも、議長から原発再稼働意見書採択への抗議の声について報告はありませんでした。そのため、議運委員である秋山文和県議は、これまでに抗議の声が議長宛文書で59件、電話やFAXなどのその他意見で89件寄せられていると紹介し、「これは単に議長個人にあてられたものではなく、議会全体が受け止めるべきと考えますので、情報を共有する意味からも文書を議場配布のうえ、議長からご報告いただきたい」と発言し、協議を求めました。
議運委員長は本日の協議事項と関係ないとして拒否しましたが、「議長からは会派から要望があれば、抗議の内容をまとめた資料を議会事務局より提出すると聞いている」と答えました。
党県議団が、議会事務局より入手した資料は以下の通りです。
【県議会への抗議状況(2018年2月15日現在)】
20180220原発再稼働意見書抗議まとめ(PDF)