
2025.2.19
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2月22日、柳下県議団長、前原県議で、埼玉農業の視察をしてきました。
「コメ作ってメシ食えねぇ」
まず、大規模にお米や麦を作っている坂戸の大規模農家を視察。1俵のお米を生産するのに13,000円くらいかかるのに、売り値はJAでも11,600円~12,000円程度。せめて15,000円は欲しい、と率直な声。「コメ作ってメシ食えねえ」では困ります。
新規就農者に冷たい埼玉…
そして、深谷でネギ農家を始めて7年目という、30代の新規就農者の方を訪問。「就農者にとって、畑や田んぼと、作業場と住まいが同じ敷地が理想だが、自分が始めた頃は、アパート住まい、畑と作業場も別の場所、という状況だった。今は、畑と作業場は同じところだが、住まいは別なので、夜中の天気急変などの時には気が気でならない。そういったコーディネートも含めて、行政の果たす役割は大きいが、埼玉は新規就農者に冷たい」この言葉がとても印象的でした。
埼玉県はこの間、農林部の職員を減らし続けていますが、これは、上田知事の、農業に対する姿勢の表れではないでしょうか。