ストーリー
父は、「戦争ほどむごいものはない」と、日頃から私たち子どもに話しつづけた人でした。その父が、「あの時代に身体をはって戦争に反対した人たちがいた。それが日本共産党だった」という話を聞きながら育ったせいか、私は19歳の時に迷わず日本共産党に入りました。
染色家の我が家で働いている人たちに、聴覚障害の人や脳性マヒの人がいたこともあり、私は小学生の頃から医療・福祉への関心をつよくもっていました。
福祉大学へすすみ、地域精神医療にとりくんでいる「東村の実践」に感動し、「地域精神医療」への道を進む決意が固まりました。
「こころの病い」は、「寄り添いながらの関わり」が必要な医療です。そして、「社会的に解決をする」政治が今ほど求められている時代はないと思います。
「いつでも、どこでも、誰もが安心して暮らせる福祉のまちをつくりたい」
この気持ちが、私の活動の原点になっています。
所沢診療所で医療ソーシャルワーカーとして地域の医療や福祉をよくするために、自治体への働きかけなど患者・家族の皆さんと一緒にとりくんできました。この経験が私の活動の原点です。