埼玉県平和委員会がオスプレイの飛行中止を県に要請

加藤課長に要請文を手渡す

県に要請する二橋事務局長と県議団

8月17日、埼玉県平和委員会は8月5日のオーストラリアでのオスプレイ墜落事故を受け埼玉県に対して原因究明・再発防止、飛行中止をアメリカに求めるように要請・懇談しました。日本共産党埼玉県議団からは柳下礼子県議、村岡正嗣県議、前原かづえ県議が出席しました。県からは企画財政部・企画総務課長が出席しました。

まず冒頭、柳下県議が『今日は皆さんで平和な埼玉をつくりたいという思いで意見交換をおこないたい』とあいさつ。

次に二橋元長埼玉県平和委員会事務局長が『オスプレイが頻繁に埼玉の上空を飛行している状況に不安を感じている、多くの県民の目撃情報がある』と切り出しました。

さらに『原因究明も行わず墜落事故からわずか数日後には飛行を再開している。上田知事も県民の命を守ることは自治体として極めて重要と発言しており、ぜひとも県には国に対して毅然した要請をしてもらいたい』と発言しました。

それに対し県側は『埼玉県として国や北関東防衛局に対して再度、要請をしているが国の対応についてはもどかしさがある。防衛は国の専権事項であり難しいが継続的に行っていかなければならない』と述べました。