6月定例会 守屋裕子県議が知事提出議案に対する反対討論

6月定例会閉会後、知事が党控室にあいさつ

 

7月2日、埼玉県議会6月定例会が閉会され、守屋裕子県議が知事提出議案に対する反対討論を行いました。

討論全文は以下の通りです。

 

日本共産党の守屋裕子です。党県議団を代表して知事提出の第96号議案「埼玉県が管理する県道の構造等の基準を定める条例」と第101号議案「首都高速道路株式会社の埼玉県道高速葛飾川口線等に関する事業の変更の同意について」に対する反対討論を行います。

 

初めに第96号議案です。同議案の自動運転を補助する施設の整備や新たな交通結節点づくりの推進については、反対するものではありませんが、歩行者利便増進道路の創設には賛成できません。これは道路占用許可基準を緩和し、道路管理者の判断で、地域外の民間事業者に最長20年物占有を認めるものです。しかし地域住民との協議や意見書提出制度、公聴会、説明会などのしくみがなく、地域住民の意向を無視した開発が進みかねません。したがって、同議案には賛成できません。