八潮道路陥没で、におい・振動つらい。一時避難したい

 

4月9日城下のり子団長と伊藤はつみ県議は、池谷正八潮市議・鹿野泰司同市議とともに、八潮事故について県からヒアリングを行いました。埼玉県下水道局下水道管理課豊野和美課長が対応してくださいました。テーマは、「説明会や相談窓口に寄せられている住民の声」についてです。

住民説明会後、「かわら版」発行、住民専用相談窓口設置

はじめに、豊野課長より、2月22日に行われた「道路陥没事故に関する説明会」での住民の声を報告

参加120人程度。復旧工事に関する質問が多かったとのこと この説明会を受けて、一般の相談窓口に加え、地域住民専用相談窓口を開設したと話しました。月に2回「かわら版」を発行し、自治会で回覧をしてもらっている。とのこと

・なんの工事をしているのか・バイパス工事について・ルートなど・交通規制について・規制区域への侵入などと報告がありました。

匂いや振動はいつまで続くのか

課長は、においや振動についても質問があったと報告

「硫化水素は安全なのか」などの質問があり「硫化水素は空気より重いので、近隣に広がることはあまりない」との答えたとのことです。

市議からは、「いつまでこの匂いや振動が続くのかという声が説明会でもあったが」

課長「現在、振動は5か所でモニタリングしている。においは、陥没箇所に蓋をしたので少し緩和していると思われるが・・・バイパスができれば下水が流れないので、匂いは消えると思われる」

市議「高齢者などは振動で、眠れない場合もある。匂いは風向きによってつらいときもある。一時的に仮住まいなどはできないか」

課長「今は考えていない」

補償ー原因究明が行われてから

課長は、被害補償についての質問もあったと報告。土地利用を制限せざるを得ない人とは個別交渉をすすめているとのことです。

市議「営業補償・生活保障はどの程度おこなうのか」

課長「まだ原因が確定していない。原因究明委員会が発足しており、ここで原因が明らかになる。」

市議「壁にひびが入ったなどの声があるが」

課長「県の方にご一報いただきたい」など質疑応答が行われました。

雨水幹線が破壊されたー豪雨が心配

そのほか

・破損した管路のそばの雨水幹線も絶たれた。南北の雨水の流れが絶たれたことになる。豪雨時が心配対策を

・第2回の説明会を開いてほしい

・県議として現地を見ておきたい

などの要望が出されました。