
2025.3.28
議会報告
3月27日、無所属県民会議代表の井上航県議と城下のり子県議は、堀井徹埼玉県議会事務局長に「2月27日の斎藤邦明議長の『計測ミス』発言に関する申し入れ」を行いました。
2月26日に行われた自民党議員団の田村琢実団長の代表質問を、斎藤邦明議長が時間を超過したとして途中で打ち切った問題に関して、斎藤議長は27日の本会議で「時間の計測に誤りがあった」として謝罪しました。
これは、27日に自民党議員団が「田村質問は時間内におさまっていた」と申し入れたことによるものです。自民党の計測は、議会事務局とは判断基準が異なり、冒頭のあいさつを含んでいません。
しかし、質問者に渡される「代表質問に関する連絡事項(参考資料)」においても「発言の開始とともに、持ち時間のカウントダウンが始まる」とあり、冒頭のあいさつは発言時間に含めるべきではありません。
申し入れ文書は「議長が事実誤認による申し入れを受けて謝罪を行ったことは、極めて異例であり、遺憾である」として
「議会事務局は、議長の采配を補佐し、公平公正な議会運営をサポートする立場である。そのため、今回の事案の重大さに鑑み、一層の適切な対応を構ずることを求める」としています。