
2025.3.28
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3月26日、在日本朝鮮民主女性同盟 埼玉県本部常任委員会の李純熙(リ スニ)委員長、金順愛(キム スネ)国際部部長、李全美(リ チョンミ)国際部副部長が県議会を訪問し、城下のり子県議、伊藤はつみ県議と懇談しました。
埼玉県の朝鮮初中級学校に対する、県の運営費助成金が停止されて13年。同校は老朽化もすすみ、水道管が破裂するなど、予算不足に苦しんでいます。そのような状態を、校長自らが運転手として児童・生徒を送り迎えする、保護者がボランティアで助ける、クラウドファンディングなどで乗り切ってきました。
今、国政では高校無償化が私立学校にも広げられようとしていますが、朝鮮人学校も対象としていただきたい。と切実な訴えでした。
城下のり子県議は、「子ども若者基本計画にも、『誰一人取り残さない』『人権が尊重される社会環境づくり』などの言葉があるが、朝鮮人学校を差別している」
伊藤県議は「この計画を策定する際に、朝鮮人学校への補助を盛り込むべきだと意見をだした」など発言しました。
両県議ともキムチが大好きなどと、和やかな懇談となりました。