小宮弘子市議は「情報が伝わらないことで不安が広がっている。インターネットの情報が得られない住民のための防災無線の活用を求めている」と報告しました。鹿野泰司市議は「市民の安心安全のためには民有地での空洞調査も必要では」池谷正市議は「今後も生活への影響が続くとして「アンケート用紙を配って住民の要望をきくことも検討したい」と話しました。
伊藤はつみ県議・県議団は「救助最優先で、現場の救助活動最優先が前提。そのうえで、一定の時期からは原因究明、とくに老朽管点検の状況がどうであったのかなど調査する。今後の問題として重要なのは、いかに利用者負担ではなく、国・県の力で総点検や老朽管更新を進めるか。独立採算の公営企業という形態がネックとなっている。もう一つは、被害補償について。水が使えなかったことによる個人や営業被害を調査していきたい」と語りました。
伊藤岳議員は現場での救助活動が最優先としたうえで「今後、教訓化、被害補償などの課題を国会、県議団、市議団と連携し取り組みたい」と話しました。
道路が陥没した現場では同日、安否不明になっている運転手の救出に向けた準備作業が続きました。
穴の内部にはコンクリート製の構造物や水道管などのがれきがあり、地下水が湧き出ていることもわかりました。地盤が緩んで穴の周囲が崩れる恐れがあり救助活動は中断しています。
市内の一部で停止していた都市ガスの供給は全域で再開しました。県は12市町の約120万人に対し洗濯やふろなど生活排水を減らすよう呼び掛けています。
現場の一部では道路の通行止めが長期化する見通しで、市民の生活や事業者への影響が広がっています。