入間基地空域下の高校のエアコン代引き続き

11月15日、城下のり子県議は、県立所沢北高校の空調設備について、防衛省にヒアリングをしました。

10月城下県議の元に、所沢北高校関係者から「空調システムが異なるため、旧校舎は非常に空調の効き目が悪く」「今年は猛暑が続いたため、教室内で熱中症の症状となる生徒がいたり、多くの生徒が授業に集中できません」という手紙が届きました。同校は、航空入間基地の空域下にあり、空調は防衛省が一部負担しています。

防衛省の地方協力局地域社会協力総括課によると

同校は平成12年から14年に空調の更新を行い、古くなってきたため、令和6年度に再更新したいと要望がきている。とのことです。

しかし、

令和4年12月に測定したところ、騒音が基準を上回っておらずこのままでは補助打ち切りとなるということが明らかになりました。

騒音調査は授業時間帯の1週間測定するものです。

所沢北高校のほかに令和6年度に空調更新を防衛省に要望しているのは、日高高校、芸術総合高校、川越西高校です。

城下県議は、学校から希望があれば、再度騒音調査をしてほしい。また基準のみなおしも行ってほしいと要請しました。

一方、防衛省が補助を打ち切った場合、埼玉県の負担分は打ち切るのかという確認に対して、県教育財務課は、県としても負担はしないと回答しました。

埼玉県立高校のエアコン設置・更新・運営費は保護者負担となっています。党県議団は、県が負担すべきだとして、県に求めていきます。