児童相談所職員の欠員は36人ー所沢児童相談所訪問

応対してくださった岡田真彦所長と渡邊隆弘副所長と。

8月3日、柳下礼子団長と守屋ひろ子県議は、所沢児童相談所を訪問しました。

 

所沢児相の虐待相談件数は、令和元年までウナギのぼりで、その後高止まりをしている状態です。

警察の意識的対応と、社会の虐待認知の広がりが背景にあるとのことでした。

 

職員の欠員は36人

埼玉県の児童相談所職員の欠員は(7月1日現在)36人

うち、所沢児相の欠員は6人です。

厚労省は、22年3月末までに、人口4万人に一人の児相職員割合を

人口3万人に1人増員するよう求めてきました。

欠員となっているのは、この目標に到達できなかったということです。

所沢児相の場合、実際には今年8人の増員となっていて

2割くらいの時間外勤務の縮減につながっているそうです。

今後、欠員の補充については、予算などで東京都は格差もあり難しさがあるとのこと。

しかし、職員の処遇改善が十分だというわけではありません。

党県議団としても、さらなる増員を求めていきます。