児童虐待相談17.9%増加 中央児童相談所訪問―秋山もえ県議

 

(4月27日もえブログより)

本日27日、お忙しい中お時間をとっていただき、中央児童相談所の西川所長と懇談させていただきました。私と新藤たか子市議の二人で伺いました。
所長からお話を伺い、以下のようなことがわかりました。
●いま不安なことは、コロナ感染の疑いがある児童の保護が必要になった場合の対処。両親がコロナ感染した場合の行き場のない児童を医療入院でなければ引き受けることもあるが、その際は優先して児童のPCR検査をしてほしい。
●いまのところマスクや消毒液の不足はない。
●虐待の通告件数は、昨年度の同月と比較し、3月は5.4%増、4月は17.9%増。
●学校からの通告件数は減っているものの、警察通告が、やはり昨年同月と比べて、3月は30%増、4月は5%増。
●一時保護所は定員30名のところ、現在は22名が入所している。
●要保護児童対策地域協議会は、各自治体が月1回などで開催しているが、個別事案については頻繁に会議が開かれている。
●虐待を把握しにくくなっている、と感じてはいない。
●児童相談所が家庭訪問するべきとしている事案については、優先順位をつけつつも対応している。
これからも休校が続くとすれば、学校というセーフティーネット機能が発揮できなくなります。
今後、各自治体がしっかりと保護すべき児童に目配せできる心構えと体制をとることが重要だと感じました。
そして、なんといっても、被虐待児でコロナに感染している場合の対応を検討しなければならない、ということを痛感しました。
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