<コロナウイルス対策>白岡軽症者の死亡うけて申し入れ

23日党県議団は、白岡市で自宅待機していた新型コロナウイルス感染者の死亡発表をうけて、

県議会を通じ、県に申し入れを行いました。

 

 

以下、提出した要望書全文です。

 

 

新型コロナウイルス感染症対策に関する要望事項

2020年4月23日

日本共産党埼玉県会議員団

団長 柳下礼子

 

  •  白岡市で軽症者として自宅療養中の方がお亡くなりになった。軽症であっても急変して死に至る不幸な結果となった。県はこの事実を重く受け止め、「軽症者は自宅療養」の方針を撤回し、特別の事情のない限り、自宅療養者は速やかにホテルや県施設等に移すべきである。特に、独居の人はただちに移すこと。同時に、軽症者に対しても、一人ひとりへの医療的フォローを行い、急変による事態悪化を未然に防止すること。
  • 本県でも院内感染が拡大して医療崩壊の危機にある。院内感染の防止と早期の感染者発見に「陰圧テントによる発熱外来」の拡充を図ること。

その為に、県所有のテントを提供するとともに、陰圧テントの設置と運営には大きな負担を要することから、必要な財政支援を行うこと。

 

  • 感染拡大が広がり続ける危機的状況において、感染病床の拡大やPCR検査体制の強化等について、大学系病院及び公立・公的病院の果たすべき役割は特に大きいことから、特段の協力を要請すること。その為の施設整備費用、マスクや防護服等、必要な資機材の提供に県が責任を果たすこと。

 

 

  • 医療的ケアの必要な子どもに対し、早急に消毒液や消毒綿、減菌精製水、使い捨て手袋を配布すること
  • 県の中小企業者支援金について、非課税とするよう、国に強く要望すること

 

以上