教育山形「さんさん」プラン(少人数学級)の視察に行って来ました

2月9日、党県議団は2001年から少人数学級を実践している山形県へ視察に行って来ました。

 

 

 

私たちが行った前々日は、暴風雪がひどかったらしいのですが、当日は穏やかな日和。県庁で、教育部局から説明を聞きました。

 

山形県では、2002年から少人数学級を導入、小学校1~3年からスタートし、2011年からは中学3年までの実施に至りました。2013年には、特別支援学級の少人数化(1クラス8人→6人)も実施されています。

スタートから15年。この間、紆余曲折もあったけれど、やめる方向ではなく、進める方向で頑張ってきた、と教育の担当者の方が話してくれました。ひとクラスの人数が少ないことで、一人一人の子どもに目が行き届く。だからいじめの認知率は高く、解消率も高い。こんなお話も聞くことが出来ました。

 

「義務教育段階では、30人程度の学級編成が望ましい。橋の1本や2本節約すれば、2~3年かければ出来ると思う」~導入を発表した県知事の記者会見(2001年8月)

現在、少人数学級に対し、県単独で毎年4~5億円の財政支出をしているそうです。

 

 

 

少人数学級は、まさに未来への投資です。埼玉県でも長年の県民の願いである少人数学級は、現在、小学1、2年生、中学1年生にとどまっています。県民の皆さんと力を合わせ、埼玉でも少人数学級を実現できるよう、党県議団としても頑張りたいと決意を新たにしました。