あす7日と10日に福祉保健医療委員会開かれる
柳下礼子県議が障害者福祉や国保問題などで質疑を予定
2月定例県議会は代表質問と一般質問、予算特別委員会の総括質疑が終わり、3月7日(金)と10日(月)に常任委員会が開かれます。
柳下礼子議員は両日開かれる福祉保健医療委員会の質疑にのぞます。7日は福祉部関係、10日は保健医療部と病院局関係の審査が行われます。
両日とも概ね午前10時に開会されます。10日には同委員会に付託される議案に対する討論、採決も行われます。
同委員会に付託されている議案は以下の通りです。
○2007年度県一般会計の補正予算案(第4号)
○2007年度病院事業会計の補正予算案(第2号)
○県理学療法士等修学資金貸与条例の一部改正案
修学資金の対象となる介護福祉士養成施設の定義規定から「職業能力開発校等」を削除
○県心身障害者扶養共済制度条例の一部改正案
国の制度が改定されたことに伴う掛け金等の改定
○県衛生試験手数料条例の一部改正案
水質基準の項目に塩素酸を追加し、それに伴い手数料の額を引き上げる
○県後期高齢者医療財政安定化基金条例案
県後期高齢者医療広域連合が行う後期高齢者医療の財政の安定化に資するため、基金を設置するための条例制定
○旅館業法施行条例の一部改正案
旅館業に係る入浴設備のレジオネラ属菌汚染防止策を強化するため、衛生措置の基準及び構造設備の基準を改めるための改正
○公衆浴場法施行条例(全面改正)
公衆浴場のレジオネラ属菌汚染防止策を強化し、及び新しい営業形態の公衆浴場に適切に対応するため、衛生及び風紀の措置の基準を改めるための全部改正
○児童自立支援施設に関する事務の委託について
さいたま市の児童自立支援施設に関する事務を受託するため、さいたま市と協議することについて議決を求める
委員会を傍聴される方は、県議会議事堂4階の傍聴者受付までお越し下さい。なお、各常任委員会とも傍聴者席は20席です。詳しいことは柳下事務所か県議会事務局までお問い合わせ下さい。
310bのタワービルがダメなら「がんセンター」の移転を
何かと人騒がせな「新都心にぎわい議連」
“さいたま新都心に日本一高い310bのタワービルの建設を”と騒ぎ立てていた県議会の「新都心賑わいづくり議員連盟」(自民、民主、公明、社民の議員らで構成)が、日本一のタワービル建設が難しいとなるや、こんどは、「県立がんセンターを新都心に」とまたもや難題を県に突きつけています。「高さでダメなら、施設の中身で」ということのようですが、議連の身勝手さには呆れるばかりです。さいたま新都心の「第8−1A街区」の開発ビルについては昨年11月に三菱地所連合(MNDさいたま)が開発業者に決定し、県とさいたま市は等価交換でビル内に公共施設の使用権と敷地利用権を取得し、さいたまスーパーアリーナの機能を補完する展示場や会議場の整備が計画されています。本来なら県が整備する施設の中身を県民的に論議すべきところを、高さや日本一にこだわった結果がこの有り様です。(秀)