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埼玉私保連が保育施策で県に要望

埼玉私保連が保育施策で県に要望
補助金の削減に対して、意見が集中

 9月14日、埼玉県私立保育園連盟(私保連)が、埼玉県に対して来年度の予算要望を行い、柳下礼子県議が同席しました。
 私保連の代表は冒頭、12項目にわたる来年度予算要望項目を提出し、その後、子育て支援課の担当者らと意見交換しました。この意見交換では、今年度予算で補助金が削減された乳児途中入所促進事業や1歳児担当保育士雇用費、社会福祉施設利用者サービス推進事業などに意見が集中しました。
 1歳児担当保育士雇用費については、1歳児6人から、7・8人に増加すると補助要件が急に厳しくなることから「待機児解消に逆行する」との意見が出され、県職員も「これは本当におかしいので、なんとかしたい」と、認める場面も。
 最後に柳下県議が発言に立ち、保育施策の充実に全力を上げる決意を表明しました。


「公園の目的に沿った管理運営を」
所沢航空公園の指定管理者選定で柳下県議が要望

 柳下礼子議員は14日、県営所沢航空記念公園の指定管理者の選定に関して、「公共の福祉の増進」という都市公園の目的や公園設立の歴史的経緯を尊重して選定にあたるよう上田知事宛に要望書を提出しました。
 県では、06年4月から同公園にも指定管理者制度を導入し、随意指定で県公園緑地協会を指定管理者に指定し、同公園の管理を委ねてきましたが、来年3月末で指定期間の期限が切れることから、公募で新たな指定管理者を選定する作業をすすめています。
 柳下県議はこの日の要望で、公募で指定管理者を選定することについて、「公共の福祉の増進」という都市公園の目的や平和の理念に立脚した航空発祥記念館の管理運営を推進する上で支障を来さないかという懸念を払拭できないとして@駐車場等の利用料金の設定では心身障害者の減免措置を含め、現行料金を上回らないことA記念館の展示・イベントについては、航空機や航空技術の発達が戦争に利用された負の歴史にも触れながら、航空機や航空技術の平和利用を訴える内容とすることB公園の管理運営などに利用者の声が反映できるよう県民参加の仕組みを検討すること、など4点について考慮するよう求めました。
 応対した都市整備部の田中護部長は、「料金の設定については、妥当であるか住民の理解が得られるものでなければならない」と述べるとともに、記念館の展示・イベントについても「記念館の趣旨に合ったものに努め、学芸員を配置するなどサービスが落ちないようにしたい」と答えました。

9月県議会 26日開会予定
 知事改選後初の県議会となる9月定例会は9月26日(水)から10月16日(火)の21日間の会期で開かれる見通しです。同議会に提出される議案や詳しい議会日程は9月19日の議会運営委員会で決定されます。同議会で審議する請願・陳情は開会日当日の午後5時で締め切られますので、提出の準備はお早めに。

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