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所沢地区の小児2次救急医療体制の崩壊を防ぐために

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 所沢地区(所沢市・狭山市・入間市)の小児2次救急医療(時間外・休日など入院を必要とする救急患者)体制の輪番が2007年度から危機に瀕しています。昨年度輪番を引き受けていた赤心会狭山病院と毛呂山町の埼玉医大が輪番からはずれ、輪番が埋まっているのが火・水・木曜日の3日のみとなっているからです。
 柳下礼子埼玉県議は6月13日所沢保健所を訪れ、この問題で懇談しました。対応した篠崎智子入間東福祉保健総合センター所長は、「輪番制の確立の問題で、この間3市の行政レベルで2回、5月31日には小児救急医療連絡会議を初めて開いた。」と語り、松本隆任同センター副所長・所沢保健所長より、同会議の報告を受けました。松本所長によると、同連絡会には、3市医師会・所沢市民医療センター・各保健センター入間市健康福祉センターのほか、独立行政法人西埼玉中央病院・防衛医科大学・入間川病院・赤心会狭山病院などの医療機関が参加しました。西埼玉中央は6人いた小児科医師が現在4人になり週1日の輪番も非常に厳しい状態であること、入間川・赤心会両病院には初期救急(時間外・休日の軽症患者)がおしよせ、パンク状態であること。防衛医大も高度医療を圧迫する2次救急は引き受けられないなど第1回会合は、現状認識を一致させました。
 篠崎所長は、「厚生労働省方針としては、来年度中に集約化の方向性をまとめてほしいとのことだが、できる限り各関係者の自発性・意志を尊重し、意見交換を活発に進めていきたい」と語り、柳下県議は「現状は都立清瀬小児病院に頼っている状態。同病院が移転する2010年までに、なんとしても解決しなければならない。こうした取り組みを、より活発に進められるよう、応援したい」と述べました

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