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県立小児医療センター時間外救急がパンク寸前

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 柳下礼子県議は、小児救急医療体制に関して、6月14日岩槻市の県立小児医療センターを訪問し、懇談しました。同病院は小児科高度医療を担う3次救急(重篤救急患者)病院であり、本来は紹介状なしに患者を受け入れません。しかし、2002年より夜間・救急の小児救急支援事業として初期(軽症の患者)も受け入れてきました。ところが、2002年の時間外外来患者数は4193件であったものが、2006年には11180件に跳ね上がり、同病院の高度医療を圧迫する事態となっています。時間外来の76%が軽症患者です。
 柳下礼子県議を迎えた城宏輔病院長は、特に昨年12月ノロウイルスの流行により患者数が跳ね上がり危機的状況に陥った経緯を語り、「利用者のみなさまには、まずは地元の病院をご利用いただきたい。または、当病院の体制を抜本的に強化しなければ、無理です」と話しました。
 同病院周辺の上尾市など中央地区(小児救急医療圏)や、岩槻市・春日部市など東部第二地区は小児二次救急医療体制(入院等が必要な救急患者)が十分確立されていません。こうした二次救急医療体制の不備が高度医療を圧迫する原因です。柳下県議は、議会の常任委員会でもこの問題を積極的に取り上げ、小児救急医療体制の確立に全力を挙げる決意を語りました。
 柳下県議は、その後県立精神医療センターも訪問しました。

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