共産党・社民党が共同行動
「議会あり方研究会」の全会派参加と公開を
埼玉県議会の自民、民主、公明、刷新の会の4会派による「議会あり方研究会」が7月6日に発足したとの報道がされました。日本共産党県議団(やぎした礼子団長、村岡まさつぐ議員)と社民党(佐藤征治郎議員)は共同で7日、▽「研究会」の構成員を県議会全会派とする▽会議の公開や議事録の作成など「研究会」を開かれたものにするなどを4会派に申し入れました。
7日にはやぎした、佐藤両議員が4会派を順次訪問し、申し入れ書を手渡しました。自民の小島幹事長は申し入れ書を預かり、団長などに伝えると回答。民主の浅野目幹事長と刷新の会の中屋敷議員は、それぞれ8日の団会議に申し入れ書についてはかると応じました。公明党は議員が不在だったため、受付に申し入れ書を預けました。
申し入れ全文は以下です。
各会派代表者様
2011年7月7日
社会民主党 佐藤征治郎
日本共産党埼玉県議団
団長 柳下礼子
「議会あり方研究会」についての申し入れ
7月6日県議会4会派による「議会ありかた研究会」が発足したとの報道がありました。この研究会は、中長期的な行政計画に議会が主体的に参画していく方針や、議会運営についての諸課題などの検討を行うとのことです。報道によれば、新5カ年計画や県政調査費に関する見直しや議会基本条例の制定、一般質問のやり方など、すべての会派に共通する議会改革の検討が会の目的と考えられます。
この問題は、県議会すべての議員に深く関わり、県民が高い関心を示している課題です。この議会改革を真に県民全体の望むものとするためには、一部会派により密室で協議を行い、結果を県議会に押しつけるようなやり方ではなく、公平公正に、透明性を確保して進めるべきだと考えます。
従って、議会あり方研究会の構成等について、以下の点を申し入れます。
記
一 あり方研究会の構成員を県議会全会派とすること。
一 会を県民に公開制とし、議事録を残すなど、開かれたものとすること。
以上