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教科書採択に向けて、県議団教科書展示会視察

8月採択向けて、全県で教科書展示会開催

埼玉県議団、県立浦和図書館展示場で、教科書閲覧



中学校・高校の教科用図書採択を8月に控え、全県各地で教科書展示会が開催されました。
党県議団は、6月30日埼玉県立図書館の教科書展示室を訪ね、教科書を閲覧しました。


「新しい歴史教科書を作る会」の0教科書が検定合格この3月に新しい歴史教科書をつくる会が主導した「自由社」の歴史教科書と、同会から分裂した「日本教育再生機構」が主導した育鵬社の歴史教科書が検定合格しました。
2つの教科書は太平洋戦争を美化する点で共通しています。
我が党は、こうした教科書を検定合格させた政府の責任は重大だと考えます。



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こうした観点から、「自由社」「育鵬社の」歴史教科書を中心に閲覧を行いました。

「日本は、米英に宣戦布告し、この戦争は「自存自衛」の戦争であると宣言した」
太平洋戦争を当時の政府の言葉通りに無批判に取り上げる点で、この2つの教科書は、共通です。他国への侵略戦争を「自存自衛」とする教科書を学んで「われらはいづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって」(日本国憲法前文)とする憲法の理念が身につくのでしょうか?

また、限られた紙面でありながら、2ページにわたって「スサノオノミコト」や「オオクニヌシミコト」にまつわる神話を大きく取り上げていることも特徴です。
歴史的に事実が確認されていない神話を、歴史教科書で大きく取り上げる必要があるのでしょうか?
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そのほかの教科書も閲覧しましたが、どの会社の教科書も、大きなイラストや年表を工夫して取り入れ、子どもたちにその時代を具体的にイメージさせる努力が感じられました。



各地で開かれている教科書展示会は、今週までです。もっと長期にわたって県民に閲覧を保障してほしいと、感じました。

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