教科書採択に向けて、議会の圧力相次ぐ
8月の教科書採択に向けて
自民・民主・刷新、県議会の圧力あいつぐ
中学校教科書採択を8月末に控えて、県議会6月定例会では検定教科書を具体的に取り上げて、教育委員会に不採択を迫る場面が相次いでいます。
自民党の小島信昭県議は、6月24日の本会議一般質問で「T社の教科書は」と具体的に教科書名もあげて、「本来検定合格となるはずもないものがあると思うが」と知事の見解を問い、「このような教科書は採択するはずがないと思うが」と県教育長に対し迫りました。
これに対して、上田清司知事は、「小島議員におかれましてはT社とか何社中何社というような表現ではなく、はっきり言われてもよかったのではないかと思います」などと、答弁しました。
民主党・刷新の会も同様の質問
また、同日民主党吉田芳朝県議は同じく具体的に教科書を取り上げて「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民として自覚を育て広い視野に立って考えさせられるものになっているか。」などと県教育長に見解を迫りました。
また、6月28日の一般質問では刷新の会の舟橋一浩県議が同様の質問を行いました。