54%の就職率ー柳下県議ジョブカフェちばを訪れる
2月8日柳下県議は、守屋ひろこ元県議とともに、千葉県船橋市にあるちば若者キャリアセンター ジョブカフェちばを視察しました。
ここは、ヤングキャリアセンターさいたまと同様の、40歳未満の青年の就業支援を行う施設です。きめ細かな青年向けのカウンセリング、講習会などを行って、就業に結び付けます。
このセンターの特徴は、経済産業省の支援も得て、企業開拓、企業と若者のマッチングに力を入れていることです。センターで説明会や講演を行ってくれる登録企業(もちろん求人も)は700を超え、仕事理解のためのイベントを旺盛に開催しています。(一例をあげると、成田空港を支える様々な企業を見学し、企業に聞き取りを行い、企業紹介パンフレットを青年自身が作って、企業側にプレゼンテーションするというユニークな仕事理解プログラムがあります。この作業の中で、青年は企業に理解を深め、企業側は良い人材を発掘でき、就業に結びついているそうです。)
また、広報に非常に力を入れています。「必勝クラブ95期」や「企業がやってくるDAY」など、ネーミングが洒落ています。また、近隣市の成人式でのパンフレットの配布、近隣市の自治会回覧板での回覧など、工夫を凝らしています。
こうした、創意あふれる企画力の中心は、人材です。センターでははじめは企業とコンソーシアムを組んで、企業に任せていましたが、現在は全て県が直接雇用してセンター長と一丸となって企画を成功させています。
「提案が多すぎて困ってしまうほど」とセンター長が笑っておられました。
こうした、熱意あふれる取り組みの結果、のべ23万人の利用者が同センターを訪れ、6万4千人の登録者を得ています。今年度は54%の就職決定率が実現されているようです。