技術は未来を拓くー川越高等技術専門校を訪問
11月26日、山川県議はJR南古谷駅に近い川越高等技術専門校を訪問しました。
同校は新規学卒者や離転職者や在職労働者に技能技術・知識を訓練する施設です。
2年コースの金属加工技術科、1年コースの電気工事科、木工工芸科、半年のビル管理科そのほかのべ15コースの技能講習があります。
1年以上の長期コースは高い就職率を誇り、「技能五輪」出場者を輩出するなど技術水準も高レベルです。ペーパーテストでは、100点中10点代という生徒たちが技術を磨いて成長している様子が、校長先生から語られました。
最初に案内された校長室には、生徒や職員たちの素晴らしい作品が並びます。
県内高技専には、同校しかない木工工芸科は大人気で、入学するには3倍以上の競争率です。どうしても、大卒の年配者が多くなるので、もっと新卒者など、勉強が苦手な層にも門戸を広げてあげたいと感じました。写真のベンチは指導の先生の作品です。
廃止されてしまった、飯能校の木工作品もたくさん残っていました。木工は大人気なのですから、廃止は必要なかったのではないでしょうか。
電気技術は高度な資格も取れ、就職率も高く、収入も保証されています。こういう職業訓練の良さを、新卒者や女性にも広げていきたいと感じてます。
学費は1年以上のコースが11万円以上かかります。減免制度はあっても家庭の経済事情で対抗せざるを得ない生徒さんは後を絶たないようです。職業訓練は最終的には社会の財産づくりです。もっと安くていいのでは。