埼玉県農民運動連合会とともに、県と交渉
県特産米「彩のかがやき」生産農家を救済せよ。
10月19日県議会内で、約15人の農家の皆さんが、埼玉県農林部と懇談しました。
「埼玉県産米、『彩のかがやき』の高温障害の原因究明と農業災害救済特別措置条例の適用」「県農業普及員や試験場職員を削減せず、大切にすること」「都市農業振興のために税制の抜本改正を国に要請すること」など、9項目の要望を県に提出し、懇談しました。
県災害救済特措条例適用を検討
「彩のかがやき」の高温被害について、被害農家から「コメが倉庫から全く動かない」「金が全く入ってこない」と窮状が語られ、県は条例の適用を検討していると答えました。もち米の「みねのゆき」にこ同じ高温被害が出ていることも、農家から報告されました。
そのほか、今年のような異常気象には、夏季取水する農業用水の期間を延長して、高温被害の防止ができるようにしてほしい、農業試験場の品種改良に全力を挙げてほしい、農業共済制度の適用を弾力的にしてほしいなど、切実な意見が出されました。