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福井裁判、勝利和解合意

福井裁判勝利和解
サービス残業代、パワハラ慰謝料など支払いに施設応じる。


 埼玉県新座市にある特別養護老人ホームなどの高齢者施設「菜々の郷」の元職員福井妙子さんが、残業代未払いやパワーハラスメントで施設と施設長を訴えていた裁判(さいたま地裁)が、8月20日両者和解に合意し終結しました。

施設側残業代未払い分など、80万円の支払い応じる。
 合意した和解内容は、@残業代未払い70万円を含む80万円を、施設は福井さんに支払うA時間外勤務の管理について。現在導入しているタイムカードによる管理を継続し実態に即した管理をするよう努める。B夜間勤務職員の休憩時間の確保について 夜間の休憩時間は60分休憩を1回設定し自由時間を保障するために完全な代替要員を配置する。というものです。
 
今後のたたかいの大きな財産として 
 2年前同施設では、タイムカードが導入されておらず、職員は手書きで出勤退勤時間を記入していましたが、定時以外の記入が許されず、残業代が支払われていませんでした。残業代を支払うべきだと主張した当時職員の福井さんに対して、施設長は猛烈なパワハラを加え、福井さんは心労からくる過呼吸症で、退職を余儀なくされました。「福井裁判を支援する会」会長、早川道弘さんは「和解合意は、残業未払い分プラスアルファの支払いによって、一部パワハラも認めている。タイムカードや、深夜勤務の60分休憩など言質をとったことは今後施設の労働条件を向上させるたたかいにとって、大きな財産となった。」と評価しています。

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