日本共産党埼玉県議団 あなたの願いを県政にとどけます
県政トピックス 政策・提案 県政調査費 子どもの笑顔が輝くまち 事務所ニュース 資料室 リンク集
HOMEへ   前へ戻る

県政トピックス

INDEXへ戻る

平和ケアライフ労組と懇談

画像
介護職場の待遇改善のためにー処遇改善交付金をきちんと交付せよ
柳下県議が福祉保健医療常任委員会で追及



 7月29日の埼玉県県議会福祉保健医療常任委員会で、柳下県議は介護職員の処遇改善を求めて質問しました。

国の介護職員処遇改善交付金が、職員にわたっていない??? 
 特に、昨年度補正予算で国から県を通して事業所に交付された、介護職員処遇改善交付金が職員に届いていないという訴えを受けて、県に監督を要請しました。
 処遇改善交付金は、昨年「介護職員1人15000円賃金アップ」と宣伝されていました。しかし、戸田市のデイサービス「平和ケアライフ」では、交付金がはらわれず、職員は労働組合を作って、今年5月に初めて交付金支給を勝ち取りました。
 柳下県議は、事業者が「昨年度賞与と定期昇給で支払った」としている点を取り上げ、「賞与は上がっていない人もいる。定期昇給に交付金を充てることは、待遇改善とは言えない」と県に指導を求めました。
 県高齢介護課は、「県に提出した処遇改善計画と異なっている点と、職員に周知しなかった点を指導する」と答弁しました。

交付金制度は問題が多いー福祉部長 
また、賞与や定期昇給に交付金を充てることを認めている厚生労働省を批判した柳下県議に対して、武島裕福祉部長は「処遇改善交付金そのものが、問題点が多いと考えている。介護報酬改定などきちんとした手当を要望している」と答えました。

柳下県議、介護職員と懇談して
この質問に先立って、柳下県議は平和ケアライフの職員の労働組合と懇談し、劣悪な待遇や社長のパワハラなどの実態をヒアリングしました。
同労組は、組合結成を理由に組合員6人を解雇した平和ケアライフをさいたま地裁に提訴しています。



up