男女共同参画センター=ウィズユーさいたまを訪ねて
11月4日、柳下・山川両県議が埼玉新都心にある「ウィズユーさいたま」を訪れました。ウィズユーはオープンして7年目、「男女がともに自立したパートナーとして、それぞれの力を発揮し、あらゆる分野に対等に参画できるよう、県民の活動を支援するとして設立されました。情報収集・情報提供業務、自主活動・交流支援事業などとともに、相談業務、多彩な学習研修事業を行っています。
大好評のPC講座=定員の2倍以上が応募
チャレンジ支援事業や研修事業は好評で、しばしば応募者が定員の2倍以上になることも。特に低所得者のためのPC講座は40人の定員に100人以上の申し込みがあったそうです。保育サポートやメンタルサポートなど、ウィズユーならではのきめ細かい支援が人気です。今後、PCハードウエアの増設で、定員を拡充すべきだと感じました。
年間5000件以上の相談業務
相談員による相談業務も、年間5000件以上と好評です。離婚相談、就労相談、メンタル相談など多彩な内容に、法律、心理などの専門家の力も借りて答えていきます。
相談員は非常勤で8名。人数は他県に誇れるものですが、非常勤のため、身分が不安定です。相談業務は一朝一夕で解決するものではありません。専門性の確保のために常勤化が求められます。
景気の悪化の影響は女性に顕著に現れます。貧困の増加、DV被害・・・ウィズユーのような取り組みを各市町村が行えるよう、県の施設として頑張っていただきたい。そのために、全力で支援していきたいと思います。