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請願紹介議員の常任委員会招致を求める申し入れ

委員会における請願審議についての申し入れ

 10月8日の出来事に関して、委員会における請願審議の際に、積極的に請願者や請願紹介議員を招致するよう求める申し入れを、奥ノ木埼玉県議会議長と、小島信昭議会運営委員会委員長に行いました。
 申し入れた内容は以下のとおり


埼玉県議会議長
奧ノ木 信夫 様
2009年10月13日
日本共産党埼玉県議会議員団
団 長 柳下 礼子

委員会における請願審議に関する申し入れ

 10月8日開かれた企画財政委員会において、請願の審議に際して、委員の一人から請願の趣旨について紹介議員より説明を受けたいとの提起があり、委員会として請願の紹介議員となったわが党議員の出席と説明を求める決定を行い、同日昼、小林哲也委員長より山川すみえ議員に出席要請があった。。
 本県議会の委員会規程には、紹介議員の出席・説明を求める規定はないが、委員会審査において請願者を参考人として招致し説明を求めたり、紹介議員から説明を求めることは、審議の充実を図るうえで、極めて意義あることであると考える。
 しかし、今回の同委員会のやり方は、8つの常任委員会が同時開催されているにもかかわらず、紹介議員の都合を無視して日時を一方的に同日の午後1時と定め、出席を求めてきたものであり、議会の民主的運営に著しく反するものである。しかも、小林委員長からわが党の山川すみえ議員に出席要請があったのは、山川議員が出席していた産業労働企業委員会が終了した直後の午後12時40分で、その時刻には紹介議員筆頭者である柳下礼子議員は福祉保健医療委員会で審議中だったため、山川議員は柳下議員と相談すると答えた。しかし、福祉保健医療委員会が休憩に入ったのは、午後1時10分前で、小林委員長は柳下議員と山川議員に出席の意志を確認しないまま企画財政委員会を再開し、「紹介議員が時刻までにおいでにならなかった」と宣告した後、請願の審議を続行し、採決を強行したものである。
 このように紹介議員の都合を一切顧みず一方的に日程を設定し、出席の意志も確認しないまま委員会を再開して請願の採決を強行したことは、極めて非民主的で乱暴な委員会運営と言わなければならない。
 そこでわが党は、請願審査の充実と審査の民主的ルールを確立する立場から、以下の点について申し入れるものである。

1.請願の審査においては執行部の説明だけでその採否を決定するのではなく、請願提出者に説明の機会を与えるため公聴会・参考人制度の積極的な活用をはかること。
2.委員会審査の段階で請願の趣旨等に疑義があるときは、紹介議員の出席を求めて説明を求めることができるよう本県議会委員会規程に「紹介議員の出席・説明」に関する規定を新たに設けること。
3.参考人や紹介議員の委員会出席については、参考人や紹介議員に対して説明の準備に必要な時間を保証するとともに、参考人や紹介議員の出席を求める日時の設定についても他の委員会審査や相手の都合に極力配慮するなど民主的な運営に努めること。
以上



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