ストップ!透析患者
NPO埼腎友第3回総会開かれる
6月28日(日)に「特定非営利活動法人 埼玉県腎臓病患者友の会第3回総会」が開かれ、日本共産党からは山川すみえ県議会議員が出席ました。
インフルエンザの流行で・・・
埼玉県の腎臓患者は約13000人、その内3544人がこの会に入り、活動しています。今回の総会は新型インフルエンザの大流行で総会出席を制限して行われました。西宮伸治会長は「埼腎友は患者さんの医療と生活を守るために行動してきました。これからも国はもちろん県、市に働きかけていきましょう」とあいさつ、続いて来賓のあいさつとなりました。
保健所が減らされる・・・
山川県議は「ストップ!透析患者、と自分たちのような苦しみは他の人に味あわせたくないとの運動に感動します。国、県ではこの予防の拠点である保健所などが減らされようとしています。特定疾患などの届け出をする支所が11か所来年から廃止になります。保健所のどこに届けてもいいように改善させました。また、県の予算の臓器移植推進費がメタボ対策になってしまったとのことですが、どちらも必要で復活のため努力します。
今、審議されている臓器移植法は野党4党が対案を出したためこの成立のため共産党はがんばります。今日はお招きをいただきましてありがとうございます。」とあいさつしました。
この後、自民党、公明党、民主党の国会議員、自民党、民主党・無所属の会、社民党の県会議員があいさつ、NPO埼玉県障害者協議会の森田かおるさんが「子どもの臓器移植を日本でできる、生きられるようにしてほしい」とあいさつをされました。
総会には看護師も待機し、一年間で亡くなられた方へ黙とうがされる、透析歴10年以上から35年以上の方々の表彰が行われるなど思いやりのある総会でした。臓器移植の90%以上が腎臓病とのこと、国民世論の早期形成が望まれます。
この総会で会長には新任の石田廣作氏が就任されました。