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奧ノ木議長に申入書を手渡す柳下県議(右)と山川県議(左) |
委員会審議の活性化を
党議員団が奥ノ木議長に申し入れ
日本共産党の柳下礼子団長と山川すみえ議員は6月県議会の開会を前にして16日、奧ノ木信夫議長と小島信昭議会運営委員会委員長にそれぞれ「委員会審議の活性化等に関する申し入れ」を行いました。
申し入れでは、「委員会審議の民主的運営及び委員会審議の活性化のための提案」として、@閉会中であっても常任委員会を継続的に開催し、審議の充実をはかるA議案審査や請願審査において専門家の意見や請願者の意見を審査に反映させるために公聴会の開催や参考人の招致を積極的に行うB付託議案に対する質疑以外に県の事務全般について質疑できる一般質問枠を設けるC速記法による委員会会議録を作成する(現在は要点のみ)。D特別委員会の設置については、臨時的かつ集中的な審査を要する特定事件について審査する場合にとどめる、など10項目を提案し、議会運営委員会での協議を求めています。
この申し入れに対して奧ノ木議長は、「委員会の閉会中審査については、提案にあるように大いにやるべきだ。二元代表制のもとで県議会の発言力を高めるためには委員会審議の充実が必要だ」と述べ、賛意を示しました。
また、参考人の招致についても「現在でもよろうと思えばできるので、それぞれの委員会で取り組んでほしい」と述べ、委員会室のマイク・音響機器の設置については、「全ての委員会に設置するにはかなりの予算が必要であり、時間がかかる」との見通しを示しました。
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「委員会審議の活性化等に関する申し入れ(議長宛)」全文PDF
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