大量雇い止めのホンダ従業員寮前で、街頭宣伝
ホンダ期間工と懇談「10年もがんばってきた高い技術の持ち主も」
柳下県議と塩川てつや衆議院議員は、1月11日、期間工の大量雇い止めを実施しているホンダ埼玉製作所狭山工場の期間労働者と懇談しました。
「正社員とまるっきり同じ仕事をしているのに期間従事者というだけで雇い止めになる。」
「期間工として10年もがんばってきた技術の高い人たちがいっぱいいる。」
「寮を出て実家に帰った人もいるけど、次の仕事はないとみんなが思っている。何ともいえない雰囲気の中で不安な毎日を送っている」
など、厳しい状況が語られました。
ホンダ従業員寮前で街頭宣伝
その後、狭山市内のホンダの従業員寮前で、2人は街頭宣伝に取り組み、党西南地区委員会の党員らが、寮の入居者や近くの人たちにビラを配りました。
九州から来たという期間工の男性は、最初は二年半、引き続き半年間の契約で働いていましたが、今月で契約満了を迎え、昨年十二月に契約更新をしないと一方的に通告されました。「いきなりはつらいよな」
ビラを受け取った別の男性は、「ポツポツと(雇い止めされた期間工が)寮からいなくなっている」と話しました。
宣伝の中で、「18日で雇い止めだが、住むところもなくなる」など深刻な相談が寄せられました。