新婦人一斉学力テスト知事発言に抗議ー柳下・山川両県議同行
埼玉県知事が知事会見で「全国一斉学力テストの結果はおおいに公表すべき」と発言したことをうけて、9月26日、新日本婦人の会埼玉県本部のみなさんが、@全国一斉学力テストの市町村教育委員会での結果の公表を求めないことA来年度以降の全国一斉学力テストに参加しないことの2点を岡島敦子副知事に申し入れました。日本共産党埼玉県議団柳下礼子、山川寿美江県議が同行しました。
自分がどの地点にいるか把握することが大事???
岡島副知事は、要望に対して自分がどの地点にいるのか、把握することは大切。私は一斉テストは重要だと考える。しかし、市町村教委に強制するつもりはない」と答えました。
子ども達はテストづけ
これに対して、各地での実態をよく知る会員からは「ある時期の学力だけで判断されたことが、マスコミなどで一人歩きしている。子ども達は県のテスト、一斉テスト、一斉テストの準備のテストでテスト付け。」「どの学校がどの程度かは教育委員会が把握していればいい。どうしてマスコミなど全体に公表しなければならないのか」と発言がありました。
「市町村教委の信頼壊れても」とは、重大発言(新婦人県本部長)
また、県本部会長の加藤ユリさんからは「知事は市町村教委との信頼関係が壊れても、学力テストはやるべきだと、発言しているが、重大な発言。」と厳しい指摘があり、柳下県議は「県は、市町村や現場を励まし、応援するような援助をすべきだ。」と指摘しました。