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市民医療センター・所沢保健所を訪問

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小児救急医療体制確立のためにー所沢市民医療センター・所沢保健所訪問ー塩川鉄也衆議院議員・柳下県議

 9月25日塩川衆議院議員と柳下県議は、かねてから取り組んできた小児救急医療体制について、市民医療センターと所沢保健所を訪ね、取り組みの状況について懇談しました。
 
小児科医さえいれば・・・ 
 市民医療センターは、平井明美所沢市議も同行。
 小児2次救急(入院が必要な救急患者)3次救急(救命救急)病院の破綻防止のカギは初期救急の充実にあります。
 市民医療センターの充実は、所沢地域2次医療圏の体制確立に不可欠です。
共産党は繰り返し、市民医療センターの小児初期救急(平日夜間、祝祭日医療)の拡充を要求してきました。これをうけて所沢市は、平日準夜・祝祭日の診療と水曜日24時間の診療を実現しました。
 
ところが、さらにもう1日24時間診療をと、常勤医師1名の予算を今年度確保したにもかかわらず、医師がみつからず、今だ拡大できていません。
 「いい方いたらぜひご紹介下さい!!」とお願いされてしまいました・・・

 所沢地域医療圏(所沢市・狭山市・入間市)の小児2次救急は1週間の当番病院が3日間しか決まっていません。この問題では、県のイニシアチブを発揮しなんとか解決してほしいと要望が出されました。


2次救急輪番の確立はまだ遠く・・・所沢保健所長と懇談

 続いて訪ねた所沢保健所。この間毎年のように訪問し、小児救急の取り組みの進捗状況を確認してきました。4月に着任された尾嵜入間東福祉保健総合センター兼所沢保健所長は、圏域内の小児科病棟をもつ病院の現状を報告。現在2次救急の輪番が週3日間しか埋まっていませんが、来年度も新たに輪番に参加する病院は見つかっていないと報告しました。
 しかし、中には西埼玉中央病院が6床であった小児ICUを9床に増床し、地域周産期医療センターとしての役割を強化すると言う情報や、防衛医大も、輪番には不参加とはいえ、初期救急体制の整備があれば、2次救急を事実上受け入れると表明しているなど明るい情報もありました。
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入間市と狭山市で初期救急の前進が
また、所沢に比べて、比較的遅れていると言われてきた入間市と狭山市ですが、両市の医師会が協力して平日夜間の初期救急が実現することとなりました。9月議会には提案できなかったそうですが、来年度スタートを予定し、取り組んでいるそうです。
世論を背景に共産党として、この問題を取り上げ続けてきましたが、1歩1歩みを実をむすんでいます。



 



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