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教員採用試験の不正を根絶するために

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教員採用試験の情報開示の先進県愛知へー柳下・山川両県議視察報告 

 大分県教員採用試験不正事件が全国の教育界を揺るがしています。埼玉県でもけして人ごとではないと、多くの人々が感じています。この問題の解決には、採用試験の透明化がカギとなります。

 9月4日、両県議は愛知県議会を訪れ、愛知県教育局教職員課の職員からヒアリングをしました。この県では教員採用試験の情報公開が以下のように先進的に行われているそうです。

愛知県教採試験情報公開のあゆみ

平成13年 1次試験の教職・教養の試験問題の公開
      合格者の受験番号HP公開
平成14年 全ての試験問題の公開
      解回答例・配点の公開を実施
      受験者の試験結果(答案用紙・点数・評定)
平成15年 口述試験の所見欄の開示を実施
平成16年 1次試験・2次試験の簡易開示実施
      試験問題の持ち帰り実施

これらは当たり前のことのようですが、多くが埼玉県では実施されていません。

愛知県中央生活プラザでは、
採用試験・問題・解答が5年分、答案用紙、点数・評定に関する文書は1年間保存されているそうです!!
 また、合格発表後1ヶ月間簡単に自身の点数を見ることができるそうです

どうして、情報公開ができないのか?
これらの情報公開に踏み切る時、もっとも障害になったのは
「ミスが露見してはこまる」ということでした。
愛知県は、試験問題作成について
@問題作成委員会
A問題検討委員会
B問題検査委員会
という、異なる3つのグループで点検し、公開に備えています。

愛知県でできて、どうして埼玉ではできないのかしら・・・?
これが、両県議の感想でした。


 

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