4万人の署名とともに
「春日部市立病院の充実と小児科・産科の再開をめざす市民の会」県交渉
7月27日、春日部市の並木敏恵県議候補と同会のみなさんが、県医療整備課に春日部市立病院の小児救急再開と同市のある東部第2医療圏の休日・深夜の2次(入院を要する)救急医療体制の確立を申し入れました。柳下礼子県議が同行しました。
4万の署名は重いー大山課長
同会会長柳美枝子さんは「里帰り出産しようと実家へ帰ってみたら、病院が無かったという声もある」と県の取り組みを求めました。
同課大山課長は、同会が市議会に提出した約4万人分の署名について「4万の署名は大変重い」と語り、1次救急支援や後期臨床医の獲得の努力など説明しましたが、春日部市立病院への当面の支援策や医療圏の2次救急医療体制については、語りませんでした。
県は医師獲得に、もっと努力を!!
これに対して、柳下礼子県議は、「後期臨床医獲得の努力は評価するが、民間医療機関は医学生のうちから、獲得の働きかけをしている。県も民間に学んで、もっと努力を!!」と提起しました。
国が医師養成数を見直せ
大山課長は、「初めて国も医師不足を認め、養成数も見直すようで、なんとか展望も見えてくると思うのですが・・・」と語りましたが、根本的には国が小児科医・産科医の養成数を見直すしかありません。今後も県とともに、国に働きかけていきます。