所沢肢体不自由児の親の会「つぼみの会」の県要請行動
「所沢に通いたい」
「つぼみの会」所沢肢体不自由児の親の会の県要請行動
7月22日、所沢市に住む肢体不自由児の保護者9名が、子ども達をつれて県議会を訪れました。所沢市の肢体不自由障害児は学齢になると、和光市の和光養護学校に通うことになりますが、所沢市からスクールバスで1時間以上の道のりです。
所沢東高校跡地に知的障害児の養護学校が設置されることが決まり、そこに肢体不自由児も入れてほしいという切実な要望書を携えてきたのです。
経管栄養の子達も1時間半かけて・・・
みな、車いすに乗って、チューブから栄養や水分を受けています。痰の吸引をしている子もいます。こうした子ども達が1時間半もかけて、和光市まで通えるのでしょうか?
保護者の方は、「子どもの痰の吸引で、日勤・深夜・夜勤を一人でしているようなもの。昨夜も何回起きたかわからない。一分でも睡眠時間がほしいのに、往復3時間の送迎をしなければならない。どうしても所沢に通わせてほしい」と切々と訴えました。
秩父養護のように条件整備を
同行した柳下県議は「肢体不自由児と知的障害児の併設校は難しいけど、秩父養護のように条件整備が整えられれば可能。ぜひ、検討してほしい」と発言しました。
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