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体育館に掲げられていた、全校生徒の似顔絵です。 |
知的障害児と肢体不自由児の併設校は可能か???
柳下県議 秩父養護学校を視察
7月、柳下県議の下に、所沢市の肢体不自由児の保護者から、
県に要請に来たいという相談がありました。
所沢市の肢体不自由児は現在、和光養護学校に通っていますが、スクールバスで片道1時間以上もかかります。所沢東高跡地に知的障害児の学校が新設されることから、
なんとか、知的障害児も入れてもらえないかというのです。
しかし、動きに制約があったり、経管栄養の管をしている肢体不自由児と動きの激しい知的障害児を、安易に一緒にすることは、大変危険です。そこで、柳下県議と、城下師子・小林澄子・菅原恵子所沢市議は、7月9日知的と肢体不自由の併設校秩父養護学校を視察しました。
入り口付近は、ひろびろと、肢体不自由児の車いすが集える広さです。廊下も広く、鯉のぼりの作品がいくつもかざってありました。
十分な広さと、人員体制
この学校の肢体不自由児は10人と少人数で、施設的にも十分な広さと人員も1人につき1人の教員がついています。
知的障害児が、肢体不自由児の教室に紛れ込んでしまうことは、しばしばありますが
こうした条件ならば、大事にはいたりません。
逆に違う障害を持つ同士が交流できるという、併設校の良さが発揮できています。
一人、視覚障害を持つ重複障害児がいますが、視覚障害の専門家が学校にいないのが、悩みだと応対してくださった、橋本教頭先生は話しておられました。
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陶芸教室にて、さっそく生徒が話しかけてくれました。 |