臨採教員の会が県教委と交渉
ー教員採用試験、５１歳以上に門戸を広げて！！　

　２月２１日、埼玉県議会内で埼玉臨時教職員制度の改善をすすめる会が、教員採用を５０歳までとする年齢制限を撤廃するよう求め、県教育局小中学校人事課長らと交渉しました。日本共産党の柳下礼子県議が同席しました。
　埼玉県には、勤務条件が全く同じである定数内臨時的任用教員が小中学校で２０００人以上います。こちらの採用年齢は撤廃されているので、５１歳以上の臨任教員は採用試験を受けることができません。
　会の会員さんからは、学校現場にとって経験のある臨任教員が不可欠であること、臨任は正採用と同じ勤務と責任を持っており、それに適格だというなら、正規として採用していいはずだ、年齢差別撤廃をうたった雇用対策法に違反するなど、切実な訴えがありました。
　柳下県議は「こんなに、埼玉の教育のことをまじめに考えているひとたちは貴重な存在。県教委はこの人たちの声に耳を傾けるべきだ」と発言しました。