近藤県議辞職勧告の請願、委員会で三度、継続審査に
柳下県議が抗議の談話
公職選挙法違反（買収・事前運動）で公判中の近藤善則議員（西第５区・旧上福岡市）の辞職勧告決議を求める請願が、１７日開かれた総務危機管理防災委員会で三度、継続審査となりました。この日の委員会で自民党は①近藤県議が東京高裁の判決を不服として最高裁に上告していること②市民の代表として選ばれており本人の意向を尊重すべきという二つの理由を挙げて、同請願を継続審査とする緊急動議を提出し、自民党のみの賛成多数で可決しました。
自民党が請願を継続審査としたことについて、日本共産党の柳下礼子議員は「自民党が近藤議員をかばい続けることは、自ら決めた「政治倫理綱領」並びに「政治倫理規定」を事実上反故にし、県議会に対する県民の信頼回復に背を向ける行為」とする抗議の談話を発表しました。
(
柳下県議の談話全文（ＰＤＦ）
)
