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朝の渋滞が激しい尾田蒔交差点を調査する柳下県議(左から2人目) |
台風9号の爪跡生々しく
柳下県議、現地調査
柳下県議は20日、秩父を訪れ秩父郡市の党議員と県政要求について懇談した後、当初予定にはなかった台風被害などの現地調査を行いました。
この日の懇談は、秩父郡市の議員から、9月の台風9号被害に対する災害復旧対策や県道の交通安全対策などを求める要望を受けて急きょ行ったもの。懇談には秩父市の出浦章恵、新井康一、斎藤捷栄の3市議、皆野町の高橋冨美子町議、横瀬町の大野隆雄町議の5人が出席しました。
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台風の大雨で道路が陥没した県道皆野両神荒川線 |
懇談では、台風9号による道路陥没や地滑りなどの被害、交差点の安全対策、有害鳥獣による農作物被害などについて対策を求める声が相次ぎ、「現地を見る必要がある」ということで時間が許す範囲で現場を調査をすることになりました。
柳下県議と党国会議員団埼玉事務所の伊藤岳衆院小選挙区候補らは、斎藤市議が運転する車に同乗して秩父市役所を出発。5人の議員の案内で、交差点の改良が必要な秩父市の尾田蒔交差点や台風による大雨で道路陥没が生じた皆野町野巻の県道、同じく大雨で地滑りが生じた皆野町内の荒川右岸の住宅などを精力的に調査しました。
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荒川右岸の地滑りで住宅の敷地に亀裂が入った箇所を調査する柳下県議 |
台風被害に対しては、9月の補正予算で農林施設や土木施設などの災害復旧費が約20億8千万円計上されていますが、特に、荒川右岸の地滑り箇所は被害の範囲が広く、住宅地にまで影響が及んでいるため、早急な対策が求められてことを強く実感するものとなりました。
それにしても、昼過ぎから夕方までお付き合い頂いた秩父郡市の議員の皆さん、ありがとうございました。