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身障者デイケア施設「トリプルナインみんなの家」訪問

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心身障者デイケア施設=小規模作業所「トリプルナインみんなの家」を訪問 

9月25日柳下県議は
所沢市狭山ヶ丘の「トリプルナインみんなの家」を訪れました。
ここは、定員10名の小規模作業所です。
114平米のプレハブの施設は、思ったより広く感じました。
奥には機織り機が並べられています。
利用者のみなさんのお習字が掲示されています。(お上手!!)
10時になると、送迎車で利用者が次々見えました。
肢体不自由、聴覚障害と、様々な方がおられます。

県の補助制度から、国の制度に移行を迫られる
施設長の前田カヨ子さんとスタッフの黒澤貴司さんからお話を伺いました。
埼玉県は、心身障者地域デイケア事業という補助を行ってきましたが
国が地域活動支援事業という補助制度を作ったために
自立支援法施行後5年間でそちらへの移行を指導しています。
しかし、実際移行するにあたって、現場ではどう受け止められているのでしょうか?

施設の現状からは移行は困難県は、未だ地域活動支援センターの要綱を作っていません。
(各界から不満の声が・・・)
しかたなく、所沢市は独自の要綱を作って
施設に移行を指導しています。
これに基づいて、「みんなの家」でも移行を検討していますが
たくさんの障害があります。
まず第1は、NPO法人化が必要です。このためには、毎年総会を開き、会計や会則など膨大な事務処理が必要とされます。
第2は、施設の利用者数を、「実利用者数1日10人」としていることです。心身障害者の特徴は、通院や体調で連日来所できないことです。定員が10人でも利用者は5,6人ということもあります。
第3は、補助額が移行によって2割削減されてしまうことです。これでは、利用者へ転嫁しなければ、やっていけません。

<柳下県議は、施設側の要望を取り入れるよう
県に働きかけていくと話しました。













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