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福祉保健医療委員会視察 九州へ

北九州市八幡病院にて
北九州市八幡病院にて
佐賀県の独立行政法人 備前精神医療センターへ

8月29日から31日まで福祉保健医療委員会の視察で、佐賀県と福岡県に行ってきました。医療機関2箇所、福祉関係2箇所の4箇所を視察しました。
佐賀県のNHO(独立行政法人国立病院機構)備前精神医療センターは、診療・研修・研究の創造的統合を目指しており、精神科救急を行ったり、医療観察法の暫定病棟を開設するなど特徴ある取り組みを行っています。私がまず驚いたのは約8万5千坪と言う敷地の広さと620床のベット数、印象として「静かな病院」と言う感じでした。特徴として、精神科救急でも再発予防のプログラムを重視していること。県内だけでなく公域からの要請にも応じていること。「関東からも来ています」には、またびっくり。情緒障害センターは、日本ではじめて設立され、小児・思春期、青年期の心の病気や発達障害の方に対して、総合的な検査や治療を行っています。病気や症状などにより3つの部門(発達障害、小児・思春期、青年期・成人)にわかれており、より専門的な治療・検査をおこなっているとの説明でした。
 
北九州の小児救急医療体制に驚き 
北九州市立八幡病院の小児救急医療体制の整備について視察しました。北九州市では24時間365日小児救急を実施している医療機関が4ヶ所もあり、小児科を持つ市内の医療機関と連携して夜間・休日の小児救急を実施しています。[これは、全国的に見ても大変珍しく、誇るべき体制です]との説明。北九州方式は「軽症のうちに初期に治療を行い、重症化させない」ために、初療、2次,3次がうまく連携しているのです。全国初の小児救急センターは、04年10月に市立八幡病院内に併設され、軽症から重症の患者まで受診でき、昼間と同じ万全な体制で治療が受けられるのです。24時間対応のテレフォンセンターは全国に先駆けて実施していますが、看護士さんは「話を聞いて、病院に来てくださいと言えるので安心です」小児救急医療体制の整備について、大変勉強になりました。

福祉関係は、社会福祉法人道海永寿会で高齢者の「学習療法」、北九州市立子育てふれあい交流プラザ「元気のもり」を視察しました。

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