自転車保険の加入が義務化

突然ですが、自転車発祥の地はどこか知っていますか?正解は、埼玉県!なんと、埼玉県は自転車発祥の地というだけでなく、自転車保有率も日本一なんです。県内では「LOVE bicycle SAITAMA」広報キャンペーンを展開し、自転車の楽しさと埼玉の魅力を全国に発信する活動も行っています。
日本一長いサイクリングロードがあり、自転車関連企業も多く立地している埼玉県だからこそ、自転車に関する交通安全対策もしっかり行っています。

埼玉県では、平成24年より「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」を施行し、自転車利用者の交通ルールの徹底とマナーの向上を図るとともに、自転車利用者に対し、自転車保険の加入に努めることとしていました。しかし、近年自転車の事故に対する社会的な責任の重みが増してきている状況を受け、条例を改正し、自転車利用者等の自転車損害保険の加入義務化及び学校等における保険加入確認の努力義務を規定しました。これにより、平成30年4月1日より、埼玉県では自転車保険への加入が義務になりました。万が一の自転車事故から、被害者と加害者それぞれの負担を少しでも減らすという目的もあるそうです。職場や学校で加入している団体保険に加入している方は、自転車損害保険に相当する補償がついているか一度確認することをおすすめします。

埼玉県のホームページでも、主な自転車損害保険を一覧にして紹介していますので、これから加入予定の方はぜひホームページをご覧いただくか、販売店にお問い合わせ下さいね。