振り込め詐欺対策 母の日キャンペーンを行いました

「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」といった言葉がメディアで話題になってからかなり年数が経ちましたが、まだ被害は後を絶ちません。
埼玉県では平成30年3月には118件の振り込め詐欺の被害が発生し、被害額はたった1ヶ月でなんど7,941万円!市役所や警察官、銀行員を装った犯人にキャッシュカードをだまし取られ、現金を引き出される被害が多く発生しているようです。

振り込め詐欺の他にも、還付金詐欺や架空請求、融資保証金詐欺など、犯人たちはさまざまな「だまし」の手口で皆さんやご家族を狙っています。どれだけ普段から気をつけていても、多くの方は詐欺の手口を知っていながら被害にあってしまいます。被害にあわない最も有効な対策は、「犯人と話をしないこと」です。
犯人は自分の声が証拠として残るのを嫌がるので、在宅時でも留守番電話に設定しておくことは重要です。ちなみに、いつも家にいないと思われるのが怖い、という方には、埼玉県が振り込め詐欺対策用の留守電話応答メッセージを作成しています。また、ナンバーディスプレイや自動で警告・録音してくれる機能がついた電話機や後付けできる対策機器も非常に有効です。

県警察では、埼玉県と協力して、被害が多発傾向の地域へ警戒を呼びかけを行っています。平成30年4月24日、東松山駅構内にて、振り込め詐欺撲滅「母の日」キャンペーンを実施しました。このキャンペーンでは、「母の日」を前にして、振り込め詐欺の被害防止対策として、「自動通話録音装置」などの対策機器を紹介したチラシやメモ帳、疑似録音音声機器などの啓発品を配布し、住民の皆さんに呼びかけを行ったものです。
東松山市や警察署といった機関のほか、地域のパトロール隊やこども見守り隊、防犯指導員といった地域の皆さんも多く参加し、小雨模様の中実施されました。

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