乳幼児医療制度は地域によって内容が違う?

子供が産まれたら当たり前のように支給され、何度も利用することになる乳幼児医療費助成制度。この制度は、子育て世帯の経済的負担を軽減するために、子供の医療費の一部負担金を県と市町村で助成する制度です。県内にお住まいの、国民健康保険、社会保険、共済組合などといった医療保険に加入している子供が対象となります。

全国で年齢や負担金の割合など多少違いがある、というのは聞いたことがあるかもしれませんが、埼玉県内でもお住まいの市町村によって少し違いがあります。
埼玉県内では、地域によって、乳幼児医療費助成制度が中学3年生まで、または高校3年生まで対象になります。また、入院時の助成か、通院時の助成かでも年齢の制限が変わってきます。ぜひ一度埼玉県のホームページでお住まいの地域や近隣の地域をチェックしてみてください。

ご自分の地域や他の地域の助成制度について確認して、中学3年生までしか対象にならないのか…とがっかりすることはありませんよ。近隣の自治体を見ても、中学3年生までを対象とした地域が比較的多く、中には所得制限があったり年齢制限の幅がもっと狭い地域もあります。そういった点では中学3年生、もしくは高校3年生まで所得制限も自己負担金もなく助成制度を受けられる埼玉県は子育てに優しい県といえます。

受給のための手続き、受給資格の有無、助成金の支給方法などの詳細も地域によってそれぞれ違ってきますので、詳しくはお住まいの市町村の担当課にお問い合わせください。

万が一にそなえる、という意味でも、乳幼児医療費助成制度は非常に頼りになります。近隣に引っ越しを検討する際の参考のひとつにしてみてはいかがでしょうか。